2024/04/11
痩せるためにダイエットしたことがありますか?
そもそもダイエットとは「食事療法。健康のため、美容のため、肥満防止のため食事を制限すること。」
です。ただし健康の為に食事制限だけでなく運動もして健康的に痩せましょうというのが一般的です。
専門学校の時に運動生理学という授業もありましたがやはり運動はダイエットと切り離せません。
牛丼は各社それぞれありますが700kcalとするとジョギングで消費するためには90分走り続けないといけません。
ちなみに体重60kgの人が体脂肪を1kg落とそうとすると16時間ジョギングしなければいけないのですが途方もない時間でちょっと現実味が湧きません。
一日三食とするとカロリーの貯金が無尽蔵に増えそうですが運動だけでカロリーを消費しているわけではありません。
私たちの一日の消費量は
①基礎代謝量
②食事誘発性熱生産
③活動時代謝量(労働、家事、通勤、通学など)
に分けられます。
①の基礎代謝量は安静時に生命を維持するために必要なエネルギー量のことです。
②は例えば辛いものや熱いものを食べると体が熱くなったり汗をかいたりする反応です。また消化器で消化、吸収の過程でも消費エネルギーが増えるのですがこれも含みます。
実は一日のエネルギー消費量の割合は以下の通りです。
①60%
②10%
③30%
半分以上が基礎代謝量からの消費なんですね。
基礎代謝量は20代男性で1500kcal、女性で1200kcalで
一日家で何もしなくても自動的に消費していきます。
一日の総消費カロリーは一般的な成人男性で男性で2500kcal、女性で2000kcalですので牛丼一杯でも足りなくなります。
代謝を上げよう!!
というわけで牛丼一杯に恐怖感がなくなったところでやはり健康増進において食事療法、制限では片手落ちなのでやっぱり運動は大切です。
骨格筋の量が1kg増えると1日あたり13kcalのエネルギー消費量が増えます。
「筋肉を増やせば代謝が上がる。」というのはまさにこういうところですが骨格筋量が1kg増えて13kcalしか消費できないの。。?
と思うと思いますがその1kgの筋量を増やすのにそれ相応のカロリーを運動において消費すること。
また運動後に血流が促進し代謝が上がる。
脂肪以外の組織(骨、筋肉、内臓)にも効果も期待できるので運動はやはりお勧めです。
筋肉量UPで代謝もUP
骨は衝撃や刺激があってやっと骨を強くしようとしますので運動はもってこいです。
内臓脂肪は皮下脂肪よりも落ちやすいので内臓の周りにある脂肪が減っていきます。
なかなか一朝一夕にはいきませんが相乗効果も期待できるますし健康増進とダイエットの成果を感じるはずです。
まずは少しづつ始めましょう。
運動を20~30分以上しないと脂肪が燃焼されないわけではないです。
その日10分運動したぶん消費したカロリーは積みあがっていくと考えて下さい。
なにもしないよりは少しでもすることでメリットがあると思いながら運動しましょう。
「運動しても痩せない!!」という方は研究データでは運動した後にいつも以上に食事を摂ってしまう傾向があるそうなので痩せたい目的の方は運動してもいつもと同じ食事に留めといてください。
運動した後は食事に対する罪悪感が無くなるのもよくわかりますがそこは少し我慢でお願いします。
とにかく毎日ではなくても少しづつ1日に10分でも効果ありです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。