漢方薬を侮るなかれ

漢方はそもそも中国から伝来した医学ですが後に日本でも研究が進み日本独自の発展もしてきた臨床に基づいた医学です。

保険適用にもなっているし薬局でもお手軽に購入できるので薬よりもサプリっぽいものとして考えていらっしゃる方もおられるかと思いますがやはり薬ですので飲み合わせや飲み方などは用法、用量を守った方が良いですね。

また、薬剤師さんから伺ったのですが実際、薬と同じように効果もそうですが副作用も出ることが多いようで処方には慎重になるとおしゃっていました。

あなどってはいけませんね。

あとはどれくらい続ければいいのかなど聞くこともありますが漢方薬は基本的に食前に服用することが多く、理由としては漢方薬の成分である植物や動物、鉱物などの生薬が腸内の細菌の餌になり腸内細菌の助けがあり体の中からよくしていくというところがありますので

例えば対症的に痛みを抑制するのに服用する痛み止めのように即効性があるわけではない(全てがそうではないですが。)ということは念頭に置いておいた方が良いかもしれません。

数か月続けるようなこともあるかもしれませんが良く聞くのは基本的には2週間試してみて効果がなければ違う処方にしているお医者さんが多いように思います。

個人的にはやっぱり2週間続けてみて全く効果がなければやめてもいいかなと思います。

もちろん医師からの処方であれば相談の上検討しましょう。

学生時代国家試験が近づいてきて体調が悪くなりそうなとき漢方薬にかなり助けてもらったことを今でも覚えています。

困ったときほど無駄に高いものを買うのですがそれが案外とっても効いたりします。

思い込みかな。。。

でもよくなれば結果オーライなので漢方薬も立派なお薬です。

それではまた。