2024/04/11
さて引き続き『痛くない施術でなぜよくなるのか。』です。
前回はケガなどの外傷による急性痛についてでしたが半年から何年も痛みを抱えている場合。いわゆる慢性痛に関してです。
その前に人はそもそも細胞同士の電気信号で動作をしたり感覚を受け取っています。痛みを感じる過程も同じです。
例えば電池で動くおもちゃは電池が無くなってくると動きが遅くなったり反応が鈍ります。
人でいうと強いマッサージを受けると最初は痛く感じるのに後から徐々に痛みの感じ方が鈍っていきます。もちろん固い筋肉がほぐれていくからという可能性もありますが電気信号でいうと繰り返されることで段々刺激に関して感じ方が鈍っていっているからともいえます。
ちなみに電池を使いすぎると消耗するのと同じように強すぎる、または頻回な刺激は神経的な疲労も伴いますので慢性痛で日々苦しんでおられる方だと術後ぐったりしてしまうかもしれません。
ですので直後は痛みが軽減したのにまたすぐに戻るもしくは強い刺激で筋繊維を傷つけてしまいかえって痛みが強くなるということもあるかもしれません。
これはよくなるということではなく感覚が一時的に鈍っているか逆に組織の損傷を誘発してしまい本末転倒です。
ですので痛みをこらえることが必ずしもよくなることとイコールではないので万が一痛みや違和感などございましたら施術中でもお声がけください。
もりもり整体院では基本的にはやさしい痛みのない施術が中心になっているのはそういった不要な神経的疲労や筋肉などの軟部組織を傷めないためという側面もあります。
人は動物なので動くことが健康に繋がります。
まずは動ける身体を目指していきます。
『痛くない施術でなぜよくなるかパート3』
もやるかもです。
それでは良い週末をお過ごしください。