圧力と抵抗

痛くない施術でなぜよくなるか。

刺激は外から与えられる圧力です。

例えば正面に立っている人から肩を急に押されると人は無意識でもそれに抵抗してしまいます。

そうすると押された力を相殺する力が働いて打ち消します。

人の体に触れるのも同じことで術者側から『何かをしてやろう。』として圧をかけるとそれに患者さん側が知らず知らず抵抗してしまうのです。

まるで互いに戦っているような構図になります。

特に痛みに敏感な方や繊細な方はより一層抵抗してしまい力んだり緊張してしまい施術を受けること自体が体力をすり減らせることに繋がります。

施術者側のあり方によって、実際は触れているような感触でも刺激は遮るものがなければ抵抗もなく深くまで届きます。

力が強い方が深部まで届くというのは相手がものであればまた別ですが動物や人では逆に働くと考えています。

やさしい力でもちゃんと届いています。
そして変化をしていきますので
やさしい=弱いではないということが言えると思います。

それでは。