2024/04/11
いわゆるぎっくり腰や坐骨神経痛にもしなってしまったらどのように過ごすことが最適な回復に結びつくのでしょうか。
実は安静にするよりも多少痛みはあるものの日常生活を送った方が早く良くなるというのが最適な対処法となります。
意外に思う方もいらっしゃると思いますが
急性腰痛の患者さん186名を3グループに振り分けました。
・2日間安静に寝ているグループ
・腰の曲げ伸ばし、左右の側屈を主としたストレッチをするグループ
・耐えられる範囲内で日常生活を続ける
ちなみに開始時の痛みはほぼ同じ程度からスタートしました。
開始時
3週間後
12週間後
に本人の痛みや回復の程度を調査したところ
3番目の『耐えられる範囲内で日常生活を続ける』が最も回復が早かったのです。
以前知り合いの実業団バレーのトレーナーに聞いたところアスリートであれば当初の痛みの7~6割位になったら練習を再開すると言っていました。
ただ激痛で動けないのに無理に動いてということではありません。
ぎっくり腰や坐骨神経痛になったとたんに絶対安静を決め込み何もしないよりはできる範囲内で今までの生活をしていきましょう。
その方が早く良くなるのです。