おならを嗅ぐと健康に害があるのか?

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今日の話は話し半分で聞いて下さい。

おならは好ましく思われない生理反応の1つです。そしてにおいの種類の原料として1番臭くなるのは硫化水素です。

あの腐った卵のような臭いですね。
高濃度で暴露された場合は数呼吸で肺の酸素分圧が低下して呼吸麻痺を起こして失神してしまいます。

ただ個人的におならを嗅いで失神した人を私は知りません。

おならは拡散するのでなかなか高濃度を維持するのは難しいでしょう。
と真面目に書くのも変ですが。

ただ不快であることに違いありませんがエクセター大学の研究チームが硫化水素に思わぬ効果があることを発見しました。

濃度が高いと有害な硫化水素ですが、少量であれば細胞のミトコンドリアを保護する効果があるというのです。

ミトコンドリアは細胞の様々な活動に必要なエネルギーを供給しています。
一方で病気などでダメージを受けやすいものでもあります。

ただしこのおならでの硫化水素を生成できるのは腸内に硫酸還元菌を持っている人だけで全体の50%しかいないと言われています。

おならが臭いと嘆いている方はもしかしたら自分のおならで人を癒す力があるかもしれません。

いくらそうだとしても人のおならを自ら嗅ぎにいく強者はなかなかおられないと思いますし、それを知ったとて臭いによって嫌な顔をされるのが関の山だと思います。

よる1人で布団に入ったときに布団の中でおならをした時に自給自足でミトコンドリアを保護してみてはいかがでしょうか。

ただしそのようなシチュエーションでの研究はございませんので効果を保証するものではありませんのでご容赦下さい。

暑かったり寒かったりなかなか体に堪える気候ではありますが、体調を崩さぬように良いお天気の日には外でお散歩や軽い運動をオススメします。

それではよい週末をお過ごし下さい。
それでは