色は人の感覚を刺激する。

当たり前ですが物を買うときにお目当ての物がない限りは店頭で値段を見ながら検討しますよね。

その時に店舗ではお得感を出すために色々と戦略を立てます。

値札もその一つです。
値札は売り上げに影響を与えるため価格や割引していることが目立つような売り場作りをしています。

値引き商品の場合は白や黄色の値札に大きな赤い字で価格を書くのが一般的です。

白よりも黄色の値札の方が目立つ為特価品という印象を与えます。

それでいうと一番分かりやすいのが居酒屋です。
定番メニューが多い居酒屋でもレギュラーメニューの他に別紙で朱色の線にあるいは○や◎を付けている場合がありますよね。

多くの人がその時点でその店のイチオシだと感じます。

特に男性は性能や味にあまり興味がないときほど、値札の赤さに影響されやすくなると言われています。

このように家電量販店の値札や居酒屋メニューが目立つのは男性客の行動特性を狙ったものなのです。

緊急事態宣言が解除になりコロナ感染者も減ってきた状況なので飲む機会が増えてくることがあるかと思いますが男性の方はついつい注文しすぎにご注意下さい。

また余談ですが段ボールって大抵茶色いのに引っ越し屋さんの段ボールがなぜ白いかご存じでしょうか。

しかも白い段ボールの方がコストがかかるのにです。

それは茶色よりも白い方が運ぶ人は心理的に軽く感じ、作業効率アップの為だと言われています。

体感的には2~3割は軽く感じるそうです。それにより疲労感を軽減するという会社側の配慮?だそうです。

無意識に『色』の影響を受けているということですね。

ちなみに真っ白なものを着ると汚れ(けがれ)が浄化されるように感じる為ストレス解消に繋がるそうです。

その際は着古した白ではなくできるだけ綺麗な白を身につけると効果的ですのでたまには気分転換で白を身につけてみてはいかがでしょうか。

今週も頑張っていきましょう。
それでは