スマホ首のメカニズム

俗にいうスマホ首やスマホ症候群で肩や首に痛みを抱えているという方は現代では多いかもしれません。

スマホぐらいでなんで首が痛くなるのかというのは

アメリカの脊椎専門医ケナス・ハンスラージ氏の研究によれば、

スマホを使用する場合には基本的に頭を前に傾けます。

その際頭を前に15度傾けると頸椎にかかる負担は約12kgになり、

さらに60度傾けると負担は約27kg(頭の重さの約5倍)にまで増えてしまうといいます。

その結果上記のイラストにある僧帽筋などに大きな負担がかかることで肩こりや首の痛みの原因になります。

また首には僧帽筋の下にも頭板状筋、頚板状筋、頭半棘筋、頚半棘筋などもっと脆弱な筋にも影響を与える為疲労が蓄積しやすいことも考えられます。

筋肉が同じ姿勢をキープすることにより一部の筋肉が常に収縮したり長時間筋肉を伸ばされ続けることにより血行が悪くなり固くなっていきます。

ただし僧帽筋や首の筋肉は鎖骨や肩甲骨に付着しています。

ですので鎖骨も肩甲骨も肩を回したり動かすことにより筋肉に動きが伝わりポンプ作用により筋肉への血流が増えます。

同じ側の肩の骨が出っ張ているところ(肩峰)があるのでそこに指先を触れた状態で肩を回してください。

本来は水泳のクロールや背泳ぎのようにダイナミックに動かさないと肩甲骨自体に動きが伝わりません。

ですので指先を置いて肩をくるくる動かしてみてください。

それでもなかなか解消されない場合は他の原因が考えられるのでお気軽にもりもり整体院にご相談ください。

それではご覧いただきありがとうございました。