2024/04/11
最近は睡眠時に携帯や心拍、血圧、睡眠の質などを計測するためにスマートウォッチなどを寝室に持ち込む方が多いのではないでしょうか。
こういった最新機器は男性の方が取り入れている方が多く見受けられます。
睡眠時に自分の生体バロメーターを知ることは有益なこともあると思いますが睡眠にとっては妨げの一因になる可能性があるというお話です。
人の皮膚感覚や振動、圧の感覚は体性感覚と言います。
この感覚はとても敏感であるためスマートウォッチなどでどのような状況下においても『ブルッ』と作動すればすぐさま気づけるわけです。
このセンサーは全身の皮膚の下に張り巡らされているわけです。
とりわけ人の手や指先はとても繊細でわずか1ミクロン=1mmの1000分の1凹むだけでも感じるほどです。
この圧迫については皮下組織の受容体を通して逐一脳に信号を送っているわけです。
しかし意識的にすべてを感じるわけではなくオートマチックに送られているので無意識的な信号も実は脳に信号を送っています。
睡眠とは体というよりも脳を休めるというのが主要な目的となるので睡眠の質を考えた時に睡眠自体を妨げる要因になるのです。
ですので締め付けの強い下着や服を着ているだけで何だか寝られないなんてことが起こるわけです。
もしスマートウォッチをし始めてからかえって眠りが浅くなったり、疲れが取れずらいという方はこの影響が考えられるので一度外して寝てみることをお勧めします。
案外無意識的に生活の中でしていることが健康を妨げているというのはよくあるのでやってみて一度比較してみてはいかがでしょうか。
最新機器に疎い私ですのでもしかしたら最近のものは皮膚感覚や触覚まで研究され尽くして開発された商品なんです。という場合があると思いますのでもしご存じの方は是非教えてください。
それでは。